【今日の雑学】カニはなぜ横歩きなの?
こんにちは、こんばんは。
「今日の雑学」60回目は・・・
カニはなぜ横歩きなの?
みなさんは、カニが歩くところを見たことがありますか?海に行かなくても、テレビなどで見かけますよね(^^)子どものころは、よく「カニ歩き~♪」と言いながら横歩きをしたのではないですか笑?ですが、なぜカニは横歩きをするのでしょうか・・・。今回は、カニが横歩きをする理由についてお話ししていこうと思います(^^)
**横歩きするのはアレが多すぎるから?!**
ずばり、カニが横歩きするのは脚が多すぎて密集していて前後に動かせないからです!カニの特徴といえば、10本の脚(うち2本はハサミ)や四角い胴体部分ですよね。ハサミを除く8本の脚は前後の感覚が小さいので、前進しようとしても脚同士がぶつかってうまく前に進むことができません。そのため、横に脚を動かすしかないので横歩きになってしまうのです。
また、脚の関節が1平面(人間でいう膝のような感じ)でしか動かないことも、横歩きの理由の1つです。ゆーーーっくりであれば前進することもできるみたいですが笑。
**前進するカニもいる?**
基本的にカニは横歩きですが、中には前進するカニもいます。特に有名なのが、インド太平洋付近に生息しているアサヒガ二とガラパゴス諸島に生息しているイワガニです。これらのカニは、脚の前後に動かせる間隔があるので前進することができます。イワガニにいたってはジャンプすることもできるそうです笑。
ですが、だからと言って横歩きよりも早く歩けるというわけではなく、むしろ遅いカニが多いそうです。もともとカニは天敵から素早く逃げるために横歩きに必要な筋肉が発達しているので、前進するのはデメリットになってしまうのです。それでも前進するカニがいるのは、天敵の少ない地域に生息していたり、隠れるのが上手かったりするからです。逃げる必要がないので、素早い動きができなくても問題ないのかもしれませんね(^^)
**タラバガニはカニじゃない。。。**
「カニといったらタラバガニでしょ!」という人もいますが(私がその人)、実はタラバガニはカニではなくヤドカリの仲間です!カニじゃなかったなんて・・・。タラバガ二には脚が8本(うち2本はハサミ)しかなく、胴体部分も他のカニに比べてトゲトゲしています。私はカニを食べる機会が滅多にないので覚えていないのですが、ズワイガニや毛ガニに比べて味や食感も違うそうです(^^)
いかがだったでしょうか。カニが横歩きをする理由は、脚の本数と関節の動きが関係しているんですね!それにしても、タラバガニがカニではないことを知って少しショックでした笑。名前を変えないとみんなが騙されてしまいますよ・・・。でも美味しいから関係ないのかな(^^)♡
ぜひ周りの人に話してみてくださいね(^^)
ではまた。
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