ちひろの独り言(かっちり、ゆるっと。)

社会人1年生が自由気ままに。(ほぼ平日更新)

読書の秋!一気読み必至のミステリー小説紹介

今週のお題】読書の秋

 

こんにちは、こんばんは。

今日も昨日と同様、簿記の勉強のため朝スタバに行ってきました。途中から眠くなってしまったので「水溜りボンド」というYouTuberさんの作業用動画を流しながら勉強したところ、なんと集中力が復活!!おかげで、数時間みっちりと勉強できました(水溜りボンドさん、いつもありがとうございます)。(^^)

 

一気読み必至?!ミステリー小説紹介

「読書の秋」ですね。みなさん、読書は好きですか?私は大好きです!大学生になり通学時間が長くなったことがきっかけで、ほぼ毎日移動時間に読むようになりました。今までたくさんの本を読んできましたが、そのほとんどがミステリー小説です。なぜかというと、私は涙もろいので恋愛や感動をテーマにした本を読むと必ず泣いてしまうんです・・・。でも、「電車で泣くわけにいかないし堪えたくもないんだー!」と思って、ミステリー小説をずっと読んでいました笑。そこで今回は、数あるミステリー小説の中で、私が一気読みしたものを紹介していこうと思います!各作品に楽天さんのリンクを貼っておきますので、詳しい情報を知りたい方は見てみてくださいね(^^)

 

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「告白」

著者:湊かなえ

この本は知っている方が多いのではないでしょうか?松たかこさん主演で映画化もされましたね。湊かなえさんのデビュー作ではあるものの、伏線が綿密に張られていてとても丁寧な作品だと思います。湊かなえさんの小説はほぼ読んだのですが、中でもこの本は話の展開がわかりやすいなという印象でした(^^)

冒頭部分で、中学校の女教師による「娘はこのクラスの生徒に殺された」という告白からこの物語は始まります。その後の物語は、登場人物一人ひとりの視点で語られていきます。その描写は人の「闇」「歪み」を感じさせるものでした。とても不気味で険悪感があるのに読み進めてしまう作品でした。

湊かなえさんの小説を読んだことがない方やミステリー初心者の方におすすめ です。ただ、イヤミス(嫌な気持ちになるミステリー)の代表作でもあるので、読んだ後にすっきり晴れ晴れとした感じを求めている方にはおすすめできないかもしれません。

 

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十角館の殺人

著者:綾辻行人

 こちらも「ミステリーといえばこれ!」というくらい有名な本で、本書を含め館シリーズと呼ばれています。ミステリー小説が好きな方、これから読んでみようという方は必ず読むべきだと思います!

これから行おうとしている殺人のことを書いた紙をびんにいれ、海に流すところから物語は始まります。物語の終盤で大どんでん返しがあり、「ある一行の文」に必ず騙されます笑。ここまで読んできたのは何だったんだというくらい覆されます。それがまた最高です。

いかにもミステリーという感じの作品でした。少しボリュームのある小説ですが、それを感じさせないくらいの面白さです(^^)

 

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彼女がその名を知らない鳥たち

著者:沼田まほかる

 この作品は、映画化されてから知った人も多いかと思います。十和子という女性と陣治という男性が主人公なのですが、この2人を含め、登場人物が曲者だらけです笑。十和子は陣治に生活を支えてもらっているのに彼を嫌っており、一方の陣治は思わずドン引きしてしまうほどの不潔さ。陣治は十和子にどれだけ嫌われてもそばを離れようとしないのですが、これには理由があるのです・・・。

とても素敵な作品でしたが、不潔で下品な描写や不快にさせる描写もあるので、読む人を選ぶと思います。私も不快な気分になりました。ですが、最後は陣治のあたたかさに泣かされました・・・(泣くのが嫌だからミステリー小説を選んでいたのに)。

 

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その他のおすすめ作品

 

「葉桜の季節に君を想うということ」

著者:歌野晶午

 

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「22年目の告白ー私が殺人犯ですー」 

著者:浜田倫太郎

 

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「仮面病棟」

著者:知念実希人

 

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いかがだったでしょうか。

今回紹介させていただいたのは、私が面白いと思った作品のほんの一部です。どの小説も、電車を乗り過ごしてしまうどころか自ら乗り過ごそうと思うくらい素敵なものばかりです。気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね(^^)

ではまた。